特にパンデミック期間中は使えない場面も多かった
実際問題、現金が使えない場面が多かったのは事実です。たとえば、上海地下鉄などにおいて、写真のようにそもそも現金を受け付けてくれない、という場面は結構多くありました。Alipayないと地下鉄乗るのもかなり不便、という状況が過去にあったことは確かです。
たとえば以下の写真を見て下さい。

上海地下鉄の券売機の現金投入の箇所がふさがれており、現金が使えない。こういった場面が当時は多くみられた。乗り換えもある大型の駅であっても、こういった様子が多くみられました(コロナ対策という面もあったとは思いますが)
現在は現金が使える場面も多い
ただ、JETROに情報が出ていますが、現在は当局として、現金はしっかり使えるのが当たり前にしましょう、という指示が出ました。
実際のところ、以下のような場所で問題なく現金は利用できました
- コンビニ
- 飲食店
- タクシー
ためしに何か所かで使ってみましたが、ああ外人か、仕方ないねはいはい、という感じでしたね。事務的でしたがきちんと対応はしていただけて、特に不満はありませんでした。
お釣りも基本的には用意されているはずですが、ただ特に少額決済の場合に100元札を出す、といったことはお店の負担になるようなことは避けるようにしましょう。(これは日本でも同じだと思いますが)
ただ現金を使っている人はほとんどみない
ただ実際問題、中国の都市部で現金を使っている方、ほぼ見かけません。 私が滞在中見かけたのは、お年寄りと外国人観光客ぐらいですね。 中国人で現金使っている方は、ほとんどみかけませんでした。

写真のように、一応レジ自体はあるので、こちらで支払いもできます。ただ、利用されている方は本当に見ません。
そして問題点として、店員はレジを打たなくなるので、レジの使い方があんま分かっていない場合すらあります。
例えば私ケンタッキーで買ったんですが、セットで買ったんですがセット価格になってなくて割高だった、というのがありました。レジの打ち方よく分からないんでしょうね、基本的に全部Alipayでしょうから。
あとはアプリがないとそもそも利用できないものもあります:
- 町中のレンタル自転車
- 自動販売機(一部)
これらはもうどうにもならないのでAlipayのみとなっています。
現金も割と使えるが、Alipayの準備がおすすめ
より便利に過ごしたいなら、やはりAlipayの準備もしておくのがおすすめです。