Alipayの使い方でよくあるのは3パターン
基本的な使い方を覚える
Alipayは、日本でいうPayPay、楽天Pay、d払い、auPayと、基本的には同じ使い方です。
だったら迷わないだろ、とおもいがちですが、違う点はそこそこにあります。
また「基本的に」同じ使い方なだけで、例外もあります。
ここでは、以下の通り使い方を4パターンに分けて案内します。
その1:コンビニ・ショップで「QRコードを見せる/読み取る」
最も基本的な決済パターンをマスター
コンビニやショッピングモール、個人店などで、自分のQRコードを店員に見せる/読み取る、この方式が一番主流です。これが最も基本的なAlipay決済です。

左上の二つ、「Scan(スキャン)」・「Pay/Receive(支払い・入金)」を選びます。QRコードが表示されるので、店員に提示してスキャンしてもらいます。
PayPayとかでも、一番一般的な支払方法がこれだと思います。中国でも一番使うのはこれです。
日本と違うのは、スキャンしてもらったあと、スマホに通知が来て承認しないといけない場合があります。このとき、最初に設定した暗証番号も使います。スキャンしてもらった後、承認を忘れないようにしましょう。
コンビニでの具体的な決済手順については、以下で詳しく解説しています。
その2: 飲食店で「座席QRをスキャンして注文」
慣れるまでは不安だが、いざ使ってみるととても便利
一般的な飲食店では、座席のQRコードをスキャンして注文します。これは慣れるまで不安なのですが、慣れるとかなり便利です。

中国の飲食店では、座席にQRコードが貼ってあるのでここから注文と決済を行う。
価格帯の高いレストランでは別ですが、庶民向けの一般的な飲食店ではこのスタイルが多いです。
ざっくりと流れはこんな感じですね。
中国の一般的な飲食店の注文手順:
- 空いている座席を探して座る
- 座席のQRコードを探す
- AlipayアプリでQRコードをスキャン
- そのお店のミニアプリが起動する
- 画像付きメニューから料理を選択
- 注文内容を確認して決済
- 料理が運ばれてくるのを待つ
- 食事後はそのまま退店
入店~退店まで一切無言です。言葉の壁もなく、メニューは全部写真付きなので分かりやすいのがうれしいです。
飲食店での注文方法については、実際の画面を使って以下で詳しく説明しています。
その3: 地下鉄では「専用QRコードを表示してタッチ」
交通機関専用の特殊システム
地下鉄やバスでは、普通の決済QRコードとは別の交通機関専用QRコードを使います。これを改札機にタッチするだけで乗車できます。

写真中央、専用のQRコードを読み取る場所があるので、そこに読み取らせます。
一応上海などでは、中国以外で一般的な、Suica、Icoca、Pasmo的な公共交通機関に乗るためのタッチ専用カードもあることはあるみたいです。
使っている人を見たことはありませんが。
中国で地下鉄に乗るための、一般的な方法は以下の通りです。
中国での地下鉄の乗り方:
- 手荷物のX線検査を行う
- X線検査後、スマホをだして専用QRコードを表示
- 改札機のスキャン部分にQRコードをタッチ
- 音がして改札が開く
- 電車に乗車
- 降車駅で同様にQRコードを表示させ、タッチして退場
地下鉄での使い方については、以下の記事で画像付きで解説しています。