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パターンその2:飲食店でのAlipay注文方法は?

Summary
Question
中国の飲食店はどうすればいいの?
Answer
Alipayでオーダー~決済まで、全てが完了することが多いです。
小さな個人店は対応していませんが、ある程度の飲食店であれば基本的にはこのシステムです。会話がいらないので安心です。
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多くの飲食店でAlipayのオーダーシステムに対応

Alipayですべてが完結

ショッピングモールの飲食店
ショッピングモールの飲食店

写真のようなショッピングモールに入っているような飲食店をはじめ、よほどの個人経営でもないかぎり、このシステムを採用している飲食店は多いです。

中国では、個人経営などの小規模な飲食店を除けば、多くのお店でAlipayの注文システムが稼働しています。

これは外国人にとっても非常に便利で、どの店でもシステムが一緒。

慣れるまでは怖いですが、慣れてしまえば非常に便利です。

  • お店はまずテーブル上を確認
  • QRコードがあれば注文システム対応店
  • QRコードがなければ店員へ注文
  • 迷った時は他のテーブルの客を観察する

座席の上にQRコードがある場合はこのシステムですね。高級店か、反対に小規模個人店じゃない限り、普通のお店はだいたい貼ってあります。

このシステムのため、フロアにほとんど店員を見かけません。そのあたりでも判別がつくかな、と思います。

02

一部ファストフードやカフェは例外なので注意

このあたりも日本と同じ

ただ、先ほどのシステムが使えるのは、テーブルでオーダーするようなお店だけです。

日本で言えば、ガストとかサイゼリヤや日高屋あたりのお店ですね。

カウンターでオーダーするようなお店だと、また注文方法が異なりますので要注意。 具体的には以下のようなお店です。

こういったお店は、カウンターで商品を受取る必要があります。 見分け方は、座席にQRがあるかないかですね。

座席で注文ができない飲食店の例
座席で注文ができない飲食店の例

一部ファストフードやカフェはカウンターで商品を受取る必要がある

ハンバーガー店
  • マクドナルド
  • ケンタッキー
  • バーガーキング など
カフェ・アイスクリーム店
  • スターバックス
  • Dairy Queen(アメリカのアイスチェーン店) など

で、ややこしいのが、この手のお店もAlipayでオーダーしてカウンターで受け取る仕組みが整っています。

整っているんですが、私の経験上なぜか使えない事が多い傾向にあります。なんかいろいろな理由で使えません。 なんかうまい事表示してくれなかったり、中国の電話番号を要求されたり、とかで使えませんでした。

対応策ですが、カウンターで普通に店員にオーダーしてQR決済はできることが多いです。 なので、私の場合はカウンターで店員にオーダーしてQR決済していました。これが結構あるので、この点は注意です。

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注文の流れ1:勝手に空いている席にすわる

空いている席は座ってOKなのがポイント

ではここからは、テーブルオーダーのお店の実際の流れについて説明します。

慣れるまではここが一番心配なのですが、飲食店はとりあえず勝手に空いている席に座るシステムです。

一般的な飲食店
一般的な飲食店

日本でそういうシステムは珍しいので躊躇しますが、とりあえず勝手にあいてるとこ座ってください

空いている席はもう勝手に座っていいシステムです。念のため、画像のように、各座席にQRがあるかを確認してください。 あればそれはもう勝手に座っていいです

中国の飲食店の座席
中国の飲食店の座席

全ての座席にQRコードが貼ってあり、ここから注文する

高級店や、小規模個人店以外はこのシステムですね。

QRコード注文をするためには、まずAlipayアプリを開き、Scanを開いて、机のQRコードを読み取ります。

QRコードスキャン後のミニアプリ起動画面
QRコードスキャン後のミニアプリ起動画面

テーブルのQRコードをスキャンすると、その店舗専用のミニアプリが起動します。人数の入力が必要な場合もあります。

開いた後、人数などを聞かれることがあるのでそれを素直に答えれば、こんな感じで注文用のメニューが出てきます。

基本中国語ですが、「Translate」のボタンが左下にあるので、押すと翻訳されます。

翻訳語
翻訳語

翻訳は若干怪しいですが、あとは雰囲気でなんとかするしかないです

翻訳は若干怪しいものの、ぎりぎりなんとかなるですかね。ドリンクとかのほうが精度は高いです。

ドリンクメニューの例(翻訳前)
ドリンクメニューの例(翻訳前)

写真があるのである程度わかりますが、翻訳するともっとわかりやすいです。

ドリンクメニューの例(翻訳後)
ドリンクメニューの例(翻訳後)

日本にもある飲み物であればある程度訳してくれます

オーダーをどんどん追加していって、あとは確認画面で注文するだけ。

確認画面
確認画面

「支付」が「支払い」の意味なので、それは覚えておくと楽です

支払い画面
支払い画面

支払いが完了すると、あとはまつだけです。

注文の流れをまとめます。だいたいこんな感じですね。

テーブルオーダー店の基本的な流れ:

  1. 空いている席を見つけて、座る
  2. AlipayアプリでテーブルのQRコードをスキャン
  3. 店舗専用のミニアプリが自動起動
  4. 人数の設定(だいたいの場合である)
  5. メニュー画面が表示されるので、必要なものを追加する
  6. 確認画面から注文し、支払い
  7. 支払いが終わったら座席で待つ

注意が必要なのは、QRコードは全テーブルで違います。これは、そのQRコードで座席の場所を判別しているからです。

なので、自分の座席のQRコードを読み取るように注意しましょう。

まとめ

慣れるととても便利

最初はちょっとドキドキしますが、慣れると画像付きメニューですし支払いまで完結できますしとても便利です。使ってみばそんなに難しくないので、ぜひチャレンジしてみてください。