多くの飲食店でAlipayのオーダーシステムに対応
Alipayですべてが完結

写真のようなショッピングモールに入っているような飲食店をはじめ、よほどの個人経営でもないかぎり、このシステムを採用している飲食店は多いです。
中国では、個人経営などの小規模な飲食店を除けば、多くのお店でAlipayの注文システムが稼働しています。
これは外国人にとっても非常に便利で、どの店でもシステムが一緒。
慣れるまでは怖いですが、慣れてしまえば非常に便利です。
- お店はまずテーブル上を確認
- QRコードがあれば注文システム対応店
- QRコードがなければ店員へ注文
- 迷った時は他のテーブルの客を観察する
座席の上にQRコードがある場合はこのシステムですね。高級店か、反対に小規模個人店じゃない限り、普通のお店はだいたい貼ってあります。
このシステムのため、フロアにほとんど店員を見かけません。そのあたりでも判別がつくかな、と思います。
一部ファストフードやカフェは例外なので注意
このあたりも日本と同じ
ただ、先ほどのシステムが使えるのは、テーブルでオーダーするようなお店だけです。
日本で言えば、ガストとかサイゼリヤや日高屋あたりのお店ですね。
カウンターでオーダーするようなお店だと、また注文方法が異なりますので要注意。 具体的には以下のようなお店です。
こういったお店は、カウンターで商品を受取る必要があります。 見分け方は、座席にQRがあるかないかですね。

一部ファストフードやカフェはカウンターで商品を受取る必要がある
- マクドナルド
- ケンタッキー
- バーガーキング など
- スターバックス
- Dairy Queen(アメリカのアイスチェーン店) など
で、ややこしいのが、この手のお店もAlipayでオーダーしてカウンターで受け取る仕組みが整っています。
整っているんですが、私の経験上なぜか使えない事が多い傾向にあります。なんかいろいろな理由で使えません。 なんかうまい事表示してくれなかったり、中国の電話番号を要求されたり、とかで使えませんでした。
対応策ですが、カウンターで普通に店員にオーダーしてQR決済はできることが多いです。 なので、私の場合はカウンターで店員にオーダーしてQR決済していました。これが結構あるので、この点は注意です。
注文の流れ1:勝手に空いている席にすわる
空いている席は座ってOKなのがポイント
ではここからは、テーブルオーダーのお店の実際の流れについて説明します。
慣れるまではここが一番心配なのですが、飲食店はとりあえず勝手に空いている席に座るシステムです。

日本でそういうシステムは珍しいので躊躇しますが、とりあえず勝手にあいてるとこ座ってください
空いている席はもう勝手に座っていいシステムです。念のため、画像のように、各座席にQRがあるかを確認してください。 あればそれはもう勝手に座っていいです

全ての座席にQRコードが貼ってあり、ここから注文する
高級店や、小規模個人店以外はこのシステムですね。
QRコード注文をするためには、まずAlipayアプリを開き、Scanを開いて、机のQRコードを読み取ります。

テーブルのQRコードをスキャンすると、その店舗専用のミニアプリが起動します。人数の入力が必要な場合もあります。
開いた後、人数などを聞かれることがあるのでそれを素直に答えれば、こんな感じで注文用のメニューが出てきます。
基本中国語ですが、「Translate」のボタンが左下にあるので、押すと翻訳されます。

翻訳は若干怪しいですが、あとは雰囲気でなんとかするしかないです
翻訳は若干怪しいものの、ぎりぎりなんとかなるですかね。ドリンクとかのほうが精度は高いです。

写真があるのである程度わかりますが、翻訳するともっとわかりやすいです。

日本にもある飲み物であればある程度訳してくれます
オーダーをどんどん追加していって、あとは確認画面で注文するだけ。

「支付」が「支払い」の意味なので、それは覚えておくと楽です

支払いが完了すると、あとはまつだけです。
注文の流れをまとめます。だいたいこんな感じですね。
テーブルオーダー店の基本的な流れ:
- 空いている席を見つけて、座る
- AlipayアプリでテーブルのQRコードをスキャン
- 店舗専用のミニアプリが自動起動
- 人数の設定(だいたいの場合である)
- メニュー画面が表示されるので、必要なものを追加する
- 確認画面から注文し、支払い
- 支払いが終わったら座席で待つ
注意が必要なのは、QRコードは全テーブルで違います。これは、そのQRコードで座席の場所を判別しているからです。
なので、自分の座席のQRコードを読み取るように注意しましょう。