現在中国社会では、現金を見る場面がかなり少ない
現金を使っている人がほとんどいない、これは本当です

まず、中国では現金を使っている人がほぼ居ないという話、これは事実なのでしょうか。
結論から言えば、これは事実です。中国在住者が現金を使っている場面を、私は現在の中国ではほぼ見たことがありません。
例外はお年寄りぐらいでしょうか。お年寄りがたまに現金を使っている場面は見かけますが、都市中心部ではほぼ全てがスマホ決済になっています。
中国では例えば、以下のすべてでスマホ決済になっています。
- タクシー利用
- 公共交通機関の利用
- コンビニ
- 自動販売機
- 飲食店
- 観光地のチケット
- 町中のレンタルサイクル
中国現地では、スマホ決済できない場所を見つけるほうが難しいです。一般的な都市部であれば、「無い」と言い切っても嘘ではないのではないか、と思うほどです。
スマホ決済の普及率は、ほぼ100%になっていることは事実です。
中国社会はスマホ決済に最適化されている
現代中国は、スマホ決済に最適化されており、利用したほうが便利
現代中国社会は、完全にスマホ決済に最適化されているといっていいでしょう。
現金が使えないというわけではなく、中国当局により現金が使えるように発令はでていますので、使えないわけではないです。
ただここまでスマホ決済する人ばかりだと、そっちに最適化されていくので便利なのはスマホ決済ですね。
具体例:飲食店

店員は基本的にフロアにいません。
中国では勝手に空いている座席に座って、座席に貼ってあるQRコードを使って、スマホで注文~決済まで済ませるのが今は一般的です。そのため店員も入り口にいる客にあまり注意を払っていません。
ただもちろん、しっかりアピールすれば店員も来ますし、ああ外人ね、という感じでレジで注文は受けてくれます。
具体例:駅

駅の改札も、もちろんQR対応しています。スマホだけで乗れます。
日本でも海外でもよくみるタッチ用の場所ももちろんあるのですが、正直どこで買うのかよくわからなかったですね。
誰も使ってないので…。空港でしか買えないのかもしれません。チャージできるとかもよくわかりませんでした。
ただ券売機はあるので、そこで普通に切符は買えて、それがタッチなんだと思います。
具体例:レンタルサイクル

町中にレンタルサイクルがありますが、これは完全にスマホのみですね。
これはスマホがないと借りれないですし乗れません。
具体例:外貨両替店

中国の町中では、外貨両替店をほぼみかけません。
もはや外国人観光客もわかっていて、諦めてみんなスマホで決済しているからです。
全くないわけではなく、きちんと探すと民営の外貨両替店はありますし、中国銀行などでは外貨両替も受け付けてくれます。ただ、ほぼ利用者はいないでしょう。
Alipayはあったほうがかなり便利
基本的にスマホで生きている社会です

ということで、現実にスマホ決済が当たり前の社会になっているので、Alipayはあったほうがいいですし、より便利に旅行ができます。
現金でも旅行できないわけではないので、工夫は必要ですがなんとかなることは事実です。ただ、面倒にはなりますね。
現実的にはAlipayを入れたほうが楽でしょう。
なお、Visa・Mastarcardを始めとしたカード類はほぼ使えないため要注意です。もはや中国の、銀聯カードですら使える場所が少なくなっています。
対面レジがあって外国人観光客の多い、大型百貨店とか飲食店、あとホテルは使える場所もありますが、それくらいですね。